ドイツ:ライン河クルーズ

ライン河クルーズ

 ライン河は、アルプスに端を発し北海まで流れる、全長1320kmの西ヨーロッパ最大の国際河川です。
 リューデスハイムは、ライン河の右岸にある、ワインで有名な人気の高い観光地です。
 ライン河沿いは、ドイツ最古にして最大のブドウの産地となっています。 太陽の光に加え、幅の広いライン河によって反射された光も浴びることができるため、ブドウの栽培に適しています。
 リューデスハイムには、つぐみ横丁(DROSSELGASSE)と呼ばれる、全長150m程の路地があります。 路地の両側には、1883年創業の「バイ・ハネローレ」や、1727年創業の「ドロッセルホーフ」など、老舗のワイン酒場やレストランが軒を連ねています。
 リューデスハイムには、石畳の路地や、古い町並みが多く残っています。
 リューデスハイムには、ライン河クルーズで有名な、KDラインの乗船場があります。 古城が最も集中しているのは、リューデスハイムからザンクトゴアールまでの約30kmで、船で約2時間かかります。 船からは、リューデスハイムの街の全景を見ることができます。
 リューデスハイムの丘の上には、ニーダーヴァルト記念碑があります。 ニーダーヴァルト記念碑は、1871年のドイツ帝国統一を記念して、1883年に建立されました。 リューデスハイムの街からロープウェイで行くことができます。
 ビンゲンは、ライン河左岸にある、起源をローマ時代とする街で、現在は郡庁所在地となっています。 街の上には、クロップ城があります。
 ビンゲンのナーエ河の河口近くにあるライン河の中州には、モイゼトゥルム(ネズミの塔)があります。 非情で強欲だったマインツ司教が、ネズミに食い殺されたという伝説があるため、ネズミの塔と呼ばれています。 昔は関税塔でしたが、現在は信号塔として利用されています。
 ライン河右岸の530kmポスト付近には、エーレンフェルス城の廃墟があります。 15世紀ごろ、マインツ大聖堂の宝物の避難所や、関税を徴収するための関所として利用されていた城です。
 ライン河の河岸には、数字の書かれたキロポストがあり、ライン河の源流であるボーデン湖からの距離を表しています。
 アスマンスハウゼンは、ライン河右岸にある、鉱泉と葡萄畑と赤ワインが名物の街です。 丘の上までリフトがあり、ニーダーヴァルト記念碑までハイキングに行くことができます。
 ライン河沿いには、ドイツ鉄道(ドイチェバーン:通称DB)の赤い列車が走っています。 ドイツ鉄道は、ドイツで最も重要な交通手段であり、ドイツ全土に鉄道網を持っています。
 ライン河左岸の533kmポスト付近には、ラインシュタイン城があります。 関所だった古城を1823年にフリードリヒ・フォン・プロイセン王子が購入し、現在のような姿に改築しました。
 ライン河左岸の535kmポスト付近の、トレヒティングハウゼン村の近くには、ライヒェンシュタイン城があります。 ライン河沿いの最古の城の一つで1000年以上の歴史があります。 1282年に盗賊の住処として破壊されましたが、修復されています。
 ライヒェンシュタイン城の隣には、12世紀に建てられた聖クレメンス礼拝堂があります。
 ライン河左岸の丘の中腹には、ゾーンエック城(盗賊の城)があります。 ゾーンエック城は、1010年に建築されましたが、盗賊騎士の住処として悪名が高かったため、13世紀に2回破壊されています。
 ライン河左岸にあるニーダーハイムバッハの街には、1305年に建築されたハイムブルク城があります。
 ライン河左岸にあるラインディバッハの街には、13世紀前期に建築されたフェルステンブルク城があります。 1689年フランス軍により破壊され、塔のみが残っていて、現在はワインの貯蔵庫として使用されています。
 ライン河右岸の540kmポスト付近には、ロルヒの街があります。 ロルヒの街の丘の上には、1300年頃に建築されたノッリヒ城址があります。
 ロルヒの街に近い、ライン河右岸には、ロルヒハウゼンの街があります。
 ライン河左岸には、1000年以上の歴史がありワインの街としてで有名な、バッハラッハの街があります。 バッハラッハの街には、市壁と16か所の物見の塔が残っています。
 山の上には、シュタールエック城があります。 1689年にフランス軍に破壊されましたが修復され、現在はユースホステルとなっています。
 シュタールエック城の下には、ゴシック様式の聖ヴェルナー礼拝堂があります。
 プファルツ城は、ライン河の中州にある船のような形の14世紀の関税城です。 過去650年間、一度も敵の手に落ちたり、洪水で被害を受けたりすることがなかった古城です。
 ライン河右岸のカウプの街の上には、13世紀に建築されたグーテンフェルス城があります。
 ライン河右岸の550kmポスト付近には、塔の街として有名なオーバーヴェーゼルの街があります。 ライン地方で最も多い21の塔がありましたが、現在でも18の塔が残っています。
 街の上には、シェーンブルク城(美しい城)があります。 12世紀初頭に建築された騎士の城で、現在は古城ホテルとなっています。
 街の中には、1331年に建築されたゴシック様式のリープフラウエン教会や、聖マルティン教会があります。
 ライン河右岸の554kmポスト付近には、伝説で有名なローレライがあります。 ローレライとは、ライン河の幅が90mに狭まる難所の上にそびえる、高さ132mの大岩です。 ローレライの伝説とは、「美しい乙女の歌声に魅せられて船が座礁してしまう」というものです。
 ローレライに近い、ライン河左岸には、ザンクトゴアールの街があります。 6世紀に飲食業と陶器職の守護聖人である聖ゴアール(575年没)が創設した街です。
 街の背後には、ラインフェルス城がそびえています。 ラインフェルス城は、1245年にカッツェンエルンボーゲン伯爵がライン河関税徴収のために建築した城です。
 ザンクトゴアールの対岸には、ザンクトゴアハウゼンの街があります。 ザンクトゴアハウゼンの街の上には、猫城があります。 猫城は、14世紀にカッツェンエルンボーゲン伯爵が建築した城です。 1806年にナポレオンに破壊されましたが、1896-98年に再建されました。


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